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はじめましてヒデローです。バブルを逃したベビーブーマー後期組。40代独身の等身大な毎日を書いたブログです。

【オリンピック前に】大人のディンギー【セーラーになろう】

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海はヤングだけのものではない!

みなさん、今年の水着は買いましたか?

大人なんだからもう海には行かない?どうして?20代の頃はサーフボード抱えて、あるいは異性との出会いに膨らむ期待を抱えて、毎週のように海に通ってたじゃないですか!

 

確かに、歳をとってブランクがあったりすると、なかなかサーフボード持って海に、って気分にはならないですよね。カンが鈍ってそうだし、ローカルのルールも変わってよそ者的な視線が痛かったり。それに、そもそも僕みたいな非サーファーには(!?)、海ってだけで何となくアウェー感があります。

でも、若い頃は若い頃なりの楽しさがあったように、大人は大人なりのスタイルで海を楽しんでも良いと思うんですよね。でも、今更サーフィンはちょっと敷居が高いなあ(なんせ非サーファーなので)・・・。

なんて事を考えながら海沿いをクルマで走っていたとき、目にとまったのが水平線を横切るディンギーでした(脇見運転、ダメ絶対!)。青い水面をノンビリとたゆたう白い姿がなんともスタイリッシュで、その足で早速近くのヨットスクールを覗きに行ったのがそもそもの始まりでした。もう10年位前だったと思います。

ディンギーは小型のヨット

ここまでで、ディンギーって何、という方も多いかもしれません。yahoo知恵袋でも同様の質問を見かけました。これは非常に嘆かわしいことです。せっかく大瀧詠一がこのマイナーなスポーツ普及のため、わざわざ歌詞に入れてくださったというのに(嘘)。

ディンギーとは、1人あるいは2人乗り用の小さな”ヨット”です。動力は積んでおらず、風の力だけで進む非常にエコな乗り物。極めて乱暴なかたちでディンギー愛好家を敵に回す例えをするならば、「座れるウィンドサーフィン」みたいなものといえるかもしれません。いえませんか?すみません。

※ちょっと古めの映像ですが、分かりやすいので。


僕が受けたコースは確か5回で終了の基礎的なコースだったと思います。
1回半日のレッスンで、ヨットの部品の取り付け方(艤装、と言います)からはじまり、最終的には一人で海に出て帰ってくるまで出来るようになっていたと思います。
そうなんです!運動はからっきしだよ三級品の僕ですらできるようになるのですから、実践してみると意外と難しくないものなのです。

体力はそれほど関係ない!?

あと、そのディンギー教室で気付いたのが、年配の人や女性が意外に多いこと。ヨットのクラブハウスと聞くと、何となくガチムチのメンズがたむろしてるイメージでしたが、全く違いました。むしろ少ないのは30,40代の男性の方かもしれません。定年後の趣味にと始められる方も多いみたいで、実際できた友達は初老の紳士ばかり(泣いてませんよ)。なので、年齢に関係なく始められるスポーツなんだと思います。それぐらい、体力は余り重要ではないのです。

この夏始める、すてきな週末

セールに風を受け、船底に当たる波の音をだけを聴きながら進む、その気持ちよさ。ロープ(シートと呼びます)を通して手に伝わる風の力を、意のままに操って加速する爽快感。船体が倒れないよう身体でバランスを取るときの昂揚。箱根スカイラインを借り切って911カレラSで思いっきり飛ばすより(したことないけど)気持ち良いと思います。いや、どうだろう。同じぐらいかな。まあ、そのぐらいです。
シャワーを浴びた後は、マリーナで昼食、なんてのも良いかもしれません。なんとなく街をブラついて買い物して終わるような休日は、もう過去の事です。

面白そうだなと思ったら、まずは近くのディンギー教室に行ってみるか、セーリングクラブに連絡してみると良いと思います。慣れてきて自分のディンギーが欲しくなったら、シーホッパーの中古艇で古めなら5万ぐらいから手に入りますので、海の近くに置いておく場所を確保するも良し、毎回家から持って行くも良し(頑張ればクルマの屋根にも乗せられます)。週末が楽しみで、ウィークデーがあっという間に過ぎていきますよ。

本を一冊、ということであればコレです。僕も買いました。艤装の説明などはなく、ヨットの基本的な操作方法が、わかりやすいイラスト付きで開設してあります。

他のものは大学のヨット部員等を想定しているのか、詳しすぎてイメージしずらく、やる気が行方不明になっちゃいます・・・(経験談)。

 

・全国の体験セーリング情報(ディンギー教室もあります)。
 https://www.jsaf.or.jp/hp/fun-sailing/fun-begin

 

来年は東京オリンピック江ノ島セーリング競技も行われますので、その前にひとつセーラーデビューしませんか?もちろん、新しい水着を着て。